父がパソコンが欲しいというので、ある日キャッシングをしてみた。父は老後でいますぐにお金が用意できないので、私が一時的にキャッシングをして返済をしていく計画。いまはすぐにお金が借りられる。今回は、4万円のキャッシング。実は、キャッシング、ローンについては私自身苦い思い出がある。多額の返済。返済してもなかなか減らない元金。もうお金は借りないと思った時期もあった。しかし、父が欲しい物を購入する。きちんと目的を持って決められた金額を返済する。そういった気持ちでキャッシングをしてみるとなんとなく嬉しいのである。
楽しいのだ。毎月一万円。合計で4回の返済。今回で2回目。不思議なもので毎回、返済する機械にお金を入れる際、「いつもありがとう」と言ってしまいたくなるような感情が湧き出てくる。私はなんとなくわかった気がした。きちんとした理由で、目的を持ち正しくキャッシングをすることは、実はとてもありがたいことであると。もちろん、貯金をすればいいだろうと言われればそうなのかもしれない。だが、状況的にどうしてもという時は、キャッシング、ローンもいいのかもしれない。返済は、あと2回。いつものようにお金を用意してあの機械にいくとしよう。「ありがとう」の気持ちと「感謝」の利息を持って。